ぜんそくの症状
喘鳴と呼吸困難 はじめに述べたように、ぜんそくの症状は喘鳴と呼吸困難が中心となります。
喘鳴とはゼーゼー、ヒューヒューという音であり、呼吸困難はいわゆる呼気性(息を吐くとき)呼吸困難が多いとされていますが、
実際には、吸気性(息を吸うとき)呼吸困難を訴える患者さんもたくさんいます。
また、軽いときには、胸が硬くなったように感じられると訴えます。
呼吸困難が強くなると、横になることができず、坐って前かがみの姿勢をとり、いわゆる起坐呼吸となります。
この呼吸困難発作はつかえていた疾が出て、空気が自由に気道を出入りするようになるとおさまってきます。
発作は一般に夜間、ことに明け方に多く起こりますが、個人差があって、だいたいの人はそれぞれ発作を起こす時間帯が決まっているようです。
咳と疫
疫を伴わない「空咳」が主体の人がいますが、発作の終わり頃に、咳とともに疾が出て、楽になるという人もたくさんいます。
疾は通常は薄く、透明、粘ちょうで、なかなか吐き出せなくて、姻のどにからまる感じが強いものです。
細菌感染を伴うと、黄緑色の膿のような疾となります。
発熱・チアノーゼ
ぜんそく発作だけでは普通発熱はしません。
発熱をみたときは、感冒や気管支炎などの呼吸器感染症を疑う必要があります。
チアノーゼ(唇や指の爪が紫色になる)が出るようであれば、重篤な発作の徴候であり、注意を要します。
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